土曜からPカップ出場。6時10分に出てコンビニよっても7時50分に到着。距離100km、これは早い
大会は大雨、雷から始まった
スラロームレース
53名のオープンA クラス(アマチュアのトップクラスの参加枠、関西や名古屋からも多数参加)を4組に分けてヒートアップ(1ヒート13人で6人勝ち上がり)方式でセミファイナル(準決勝12人)、ファイナル(決勝12人)と勝ち上がって順位を決め、順位が高いほど低い点数がもらえる。
コンディションと時間が許す限りこの繰り返しレースを組みを変えながら実施
3レース(決勝までのヒート)以上レースが成立すると成績の悪かった1レースの点数を除外して加算して一番点数が少ない人が総合優勝(場合によって変わる)
コースは海上にW字の端にマークを浮かべそれを海上の本部船とW字の風上マークとの見えないラインを2分間隔で色を変えて出す旗の合図でスタートし、風下に向かってスキーのスラロームのように走りぬけて最終マークを早く抜けたものが勝つってなレース
強風の南南西15mサイドの風
セールは5.2イジーダウンは緩めでアウトで調整、マウイセールのタイタン7.5ダウンは1.5cm多めに引く、ボードはタブーロケットでフィンは純正36cmストラップはスラロームのセオリー度外視の中央配置の3本ストラップで激ブローでも下らせる事ができる仕様。スピードトライアルで良かった配置、フォーミュラーで言うチキンストラップ、ジャンプもできるしね
そこで試走でいきなりジャンプしてみた!うほー楽しい!!
ゴールしたらキックジャンプでも決めてやっかぁ?
しかし、本番ではそんな余裕は無かった。いや、やりたくないのに飛んだ・・・
まずはOA、EPクラスはあまりの強風波浪のため本部船が出せない事から海上スタートが不可能!
今年、本栖湖の実業団レースでもやったビーチスタートでのダウンスラローム
これは自分の海上スタートの経験不足を帳消しにしてくれる!
さらにウエーブコンディションでは序の口にも入らないショアブレイクだけの波(しかしダンパーの力は強烈)
おかげでスタートに戸惑う面々に差を付ける事ができた
さらにいつもオーバーコンディションでも乗ってるので強風には特に不安もない
まずは5.2でほぼ上位で順調に勝ち進み?え?
1ヒートは一回しかジャイブ出来ないほどだったけどなんだか3位くらいでゴール?と思ってたらトップでゴールだったらしい。途中、コース上に前の位レースで残されたEPLの人たちを抜いたのを自分のクラスの人が先にいっぱい居ると勘違いしたらしい
セミファイナルは2マーク目でセールを下に飛ばしてしまい、さらにボードも走ってしまって激泳!と苦難の連続。ミス無しの健ちゃんがトップ、でも他の人も同じ状況で自分は2位で勝ち上がり
ファイナルは、2ジャイブ失敗、沈合戦でけんちゃんと抜きつ抜かれつ、自分は力入りすぎで下ばかり見てる素人ジャイブだよ:写真
でも、最後は抜き返してぶっちぎりでゴールラインへ・・・・・・・
所がどっこい問屋は降ろさない!超ウルトラ級の激ブローが一閃
自分は海面から一瞬にしてプレーニング体勢のまま空中に舞ってしまった。しかし、まだ差がある!立ちなおしてゴールへ向かうが、下に大きく飛ばされてしまったためデッドに近い角度で登らなくてはならない
さらにマークを舳先が回る寸前に・・・なんと波を横から受けて沈!昨日のフェリー有明状態
手でマーク引っ張るか、泳げば行ける!
しかしOAクラスでそんな事はでけん!
逆方向に一旦走って上りを取ってから再トライしてるまに、つっしーが1位、さらにけんちゃんにも抜かれて3位、あーあ、浜では相当盛り上がったらしい・・・・・・けど、これも運ですな:写真は、ゴールマーク前でむなしく漂う自分のリグ・・・・・
2レース目は風が落ちぎみ7.5で出るがほかの人は依然同サイズだったのか?
1ヒートは完勝!セミファイは風が上がってきたが強気でそのまま7.5でトライ!
直進にはまったく問題なし!だが、しかし、一旦沈するとセールが海面に貼りついて上がらない、1回しかジャイブも成功せずどんどん抜かれて万事休すかと思ったが、セールパワーに任せてなんとか挽回したか?フィニッシュラインで番号が聞こえなかったような・・・・・本部で確認したら、なんとボーダーぎりぎりでファイナル進出できた。
これはなんともラッキー!
だったが・・・岸に着いた時にセールの引き上げが一瞬遅れてしまい後ろから来た波に押されてマストを体で押しこんでしまった
あああぁ腹の上で鈍い音を立てて「ボキリ!」マストさんは昇天してしまった。
この時点で店長もスキニーを3分割、コングプロも3分割、他にも2,3人ブレイクしてたので、俺も平均的にそんなもんです。
ファイナルは5.2に切り替えてスタートしたが周囲の選手と絡んでしまいショアブレイクに一旦やられそうになりながらもタブーロケットとイジー52が何とも安定していて、沈一回で持ち直して3位フィニッシュ
6ヒートをこなすのはきついが、自分にとってはさほどでも無い?いや、フクラハギがつりましたけど、他の選手の悲壮感漂う表情はかわいそうな感じでした。
あれだけのハプニングでもなんとも上出来な一日目、OAクラス暫定2位
夜は恒例のパーティー!もう贅沢な食材がぎっしりで飲み、食べきれない状況です
さて、二日目、何とも悩ましい上がったり下がったりの西南西クロスOFFコンディション。100m先は激ブローが入り基本は30ノットって?やはり15mとか・・・・
それでも昨日よりさらに攻めの9.2TR4ダウン緩め2cm、今日はセール3枚張ったので古いエクステンションを使ったらダウンが重くてそれ以上引けなかった。タイタン7.5は岩さんにマストを借りてダウン1.5cm強めに引く、強風仕様、さすがに昨日よりは吹かないと見て5.7シマーのクロスオーバーダウン緩めでアウトで調整、ボードもタブーマンタに44cm、ロケットも昨日と同じセット、マストを通した5.2イジーも浜に置いてあるので4セール2ボードの昨晩の豪華料理みたいなリグ
今日は昨日できなかったOB、BGクラスから開始、そのやってる最中にOAも開始との事
でもマークはOBクラス用に安全を考えて昨日と同じく手前なもんでインサイドはガスガス下マークはそのガスガスに入ってるし、スタートもガスガス海面からの海上スタートとなる。
よって自分の作戦、いや皆さんも1分前付近でビーチスタートしてスタートラインに向かう
これはラッキー!海上スタートとは名ばかりだよ、にんまり
でもビギナーコースを横切ることになるのでひやひやもんです
レディースのレースが完全にビギナーとかぶってしまい、接触事故が起きてました
運営サイドのもう少し間を考えたレース運営を願いますね
で、まずは初戦5.7で望んだが今一風が足りない、スタートも何ともとろとろとしてて今一、しかし、上マーク手前10mに風の切り替わり面があり、激ブローに変化する。ここで先を行く2名が沈、自分はそれを避けて大廻したがやはり沈、それでも即ウオータースタート、3マーク回ったところで3位、加速してゴール直前で追い越し!2位フィニッシュ
セミファイナルは7.5に急遽変更したのにインのガスガスにやむなくセールアップしてスタートラインに向かうが、出遅れ。しかし、7.5!これがもう調子よくてトップフィニッシュ
さて、ファイナル、スタートは2番手、相手は若手No1のけんちゃん13歳、ほぼ沈無しで最終マークを回った。20m先を行く彼を追い詰めたがくしくも2位フィニッシュ。
さて、これでレース終了か?と思いきやまだまだやるかもって話
何人かの友人が「優勝だよっ」て言うけど、皮算用は禁物、ぬか喜びは面白くないので
じっと待つしかない!まだレースやるかもしれないし1カットがある可能性もある
でもOBクラス2レース目も実施し、EPクラスも着々とこなされて行く中、OAクラスは3レースで終了の正式コールがされた!
結果は表彰式で解るから・・・何せ手広く広げてしまった道具を片付けなくてはならない
この道具を車に持って行ってから帰着申告しよっと。と、固着したマストを外す作業2件やってるまに表彰式、え、帰着申告忘れてもた・・・・!
むむ!、これは一大事だ、安全管理のための帰着申告は大会安全運営上は必須。これを忘れれば・・・・自分がつくばサーキットの監督だった経験上は「失格」「罰金」「降格」ものです
仕方ない!これもレースとばかり開き直って待機・・・・・・
ビギナー、OB、フリスタと表彰されて行く間にレースよりもはるかに緊張してきた
OAクラスの発表!2位とDJケイザブローさん(俺と同じ48歳)のコール!
1位けんちゃん(13歳)、3位つっしー(俺と同じ歳)・・・・
ほっとして嬉しい反面、なんとなく1位じゃなくて残念な気持ち・・・複雑だなぁ
バイクやウインドでも何回か表彰台に乗ったけど、このような大きな大会は、久しぶりなので欲が出てしまうもんだ
EP以外は少年少女が上位を占める下剋上のウインド界、自分が唯一出るくいを打つ事が可能だったのかもしれないが、自分がバイクのレースに出た頃20年前と同じで、今後は是代交代が急速に進む感がある。おやじが一花咲かすにはギリの時代だぜ・・・・・・
結果は、3レースで1カットが入ったのです
たらればでは・・・・・
帰りにディズニーランドでガンガン上がってた花火がやけに綺麗だったなぁ
へへ、勝手に自分のために上がってる事にした