日本橋 百年と 真珠の耳飾りの少女
石の日本橋が出来て百年記念の展覧会が江戸博物館で行われている
浮世絵から写真で日本橋の歴史をたどります
250年ほど前から魚河岸江戸城富士山のテーマで多数の画が残っている
江戸期の日本橋かいわいは関東経済の中心
凄い賑わいだったことが伺える
明治に入る前後から洋式木造、今の石作りに変化
関東大震災、大戦を無事切り抜けて百年も経過したんですね
今は風情を感じる気がしない
高速道路が上を走るのが原因でしょう
しかし、この高速道路
昔の堀や川に沿って作ったので昔の物流と今の物流が同じラインで動いているんですね
なんとも言えない時代の流れ
日本橋について深く考える機会になりました
そしてさらに今度は上野の東京都美術館で2012 年6 月30 日から開催中
入り口
ドデカイ銀球のモニュメント
中は撮影できません
会場には20分待ちで入場
すごい人気です
やっぱこの少女のまなざしに引かれて来るのでしょう
実在の人物と言うよりはフェルメールが想像で書いたものらしい
光と影をたくみに使ったこの輝く真珠、唇は特筆した現実味を与えてくれる
さすがですね
この時期のオランダは独立をはたし
数々の名画家が誕生
庶民の家にも多くの絵が飾られて、識字率も高い文化の華が咲いていたそうだ
1600年前半オランダの繁栄にそって文化も開花したんですね
風景画と言うジャンルが台頭し
さらに人物画も庶民が個人で注文するレベルになってきたそうだ
そうだよな戦国時代からオランダ人は日本にも来て
さらに手紙のやり取りまでやってたんだからすごい
フロイスだっけ?宣教師
先に見た日本橋の浮世絵が1700年から1800年
絵画対版画、一品物対出版物との差が大きいが
日本にも写実性がほしかったなぁ
屏風絵や襖絵が西洋絵画に当たるかもしれないが
デフォルメする事で自然よりもさらに広いものを表現してるとも言えるかも?
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