キャブレター

2010年1月19日 (火)

ソロ210キャブ調整:マッハ4保存版

Hilo キャブセッティング
スクリューの角度表現は
時間の表示2:30だったり3/2の分数表記だったりする

自分のキャブはエリザベスさんと同じように釘をへし曲げてLoニードルの頭にはんだ付けして、さらにHiニードルはレバーを片側に押し出して簡単に調整できるようjに改造してる

とあるカート:
L:  1:30 3/2
H:  0:30 1/2

DK GT:
L:  1:00 1
H:  1:00 1

Solo 210エリザベスさん:
L:1/8~3/8:1/4±1/8:  0:07~0:21
H:3/4~1:  0:45~1:00

08.09.11ラムエッティの調整位置(弁当箱マフラーにノーマル消音BOX)
L:60度1/6回転、1/4からちょい戻し
H:330度11/12回転、1回転からちょい戻し

Solo 210:マッハ4(取り説)
L:1/4~3/8: 0:15~0:45
H:1/4~3/8: 0:15~0:45

アイドリング:2200~2300rpm エリザベスさんの数値。マッハ4取り説では1500rpm以上との亊。自分は1500rpmは不安定でダメ。2500rpmくらいにしてる。

LOアイドルからスムースにアクセルに反応するように1/8開く
振動が出たら閉じる
途中でアイドリング設定見直しが必要な亊もある

HIワイドオープンで最高回転数の見極め実施
閉じて回転が落ちる事を確認し、直ぐに開けて最高回転
さらに開けて80~100rpm落ちる所でOK:リッチ(ガスを濃く)にして焼きつき防止だが、高度を上げて空気が薄くなるまで上昇するならリーン(ガス薄く)に調整するが、この按配は今のところ経験不足で不明
気圧の安定した天候で1000mまで上昇しないなら問題無いのではないかと思うが
速度の出るキャノピーで全開を継続する場合はリッチにするのは当然
さらにMAX継続する時間は5分程度にした方が無難だろう

Photo さらにワルボロの燃料チェック圧力は写真のグリーン範囲0.3~1hPaにあればOK。ダメならダイヤフラムのスプリングかニードルバルブの不良を疑う事。圧が低いと低回転からHiニードルが利いてくるようになるし、高いと高回転からとなる。まあアクセルの付きの良さを左右する調整だが、自分にはスプリングを伸ばしたり縮めたりの調整の経験は無い。
シビアなアクセレーションが必要なカート以外は関係ないだろう

ソロ210エンジンのトルクとピークパワーの兼ね合いで6800rpmMAXになるピッチのペラがだいたい良いらしい。自分のピッチ6度のペラでは7300rpmまで回っても推力を感じない。このままこのペラを使うと過剰回転数を維持する亊となっていずれエンジンが焼きつくかディーゼリングを起こしてしまう。現状は13度を使用で真冬、気温7℃気圧不明だが相当高めの晴天で6830rpmまで回る(純正チャンバーとファンネル、スポンジエアフィルタで消音BOX無し)
後で6度のペラは翼面積を増やして6900rpm付近で回るように改造した

http://windmania78.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/20111010-e8d1.html

Sany0059Sany0012  注意1  ペラ無しで運転すると数分で自然にディーゼリング(焼玉エンジン)になって、燃料カット以外どうやっても停止不可能となり破損の恐れ有り!!!!。ファンネルのみか、その先にスポンジのエアフィルター(写真のRAMAIR)を付けている場合は手で写真の金属部分を押しこんでフィルターを潰せば緊急停止可能。ペラが付いている場合は、相当の危険を伴う事を覚悟で対処する必要あり!自分は無負荷9300rpm(回転計MAXデータ)まで回してしまった。ワルボロのキャブだからこそ起こるような気がする。ある回転数になると自動でHiニードルで調整したガスが出る構造だから。

注意2  バルブ式デコンプ(燃焼室圧力が上昇すると閉じる機械式バルブシステム)が最初付いていたが、イリジュームプラグでリーンセッティングだったためこのパーツとシリンダーヘッドまで溶けて吹き抜けた亊がある。シリンダー内にプラグ以外の異種金属があると異常高温になる場合もある。地上10m程度でエンジン停止してしまい、フォローの風で田んぼのあぜ道に不時着して手足を擦りむいただけでなんとか助かった。シリンダーヘッドは交換。シリンダーとピストンは無傷だった。

注意3  遠心クラッチが付いているとアイドリング時が無負荷に近く、開けると急に負荷が上がるためLo、Hiのつながりが悪い場合あり。さらにソロエンジンの場合、しっかりセッティングが出ていないとエンジン始動が著しく難しくなってしまう。足でスタータ紐を後ろ蹴りで掛け続けるとスタータの金属カバーが変形、ラチェット構造の樹脂部品も破壊する!自分は最初、遠心クラッチ付きで2度も壊してしまったため、ペラ直結に改造し、手で無理なく始動可能。背負ってても燃料配管にエアが無ければ始動可能!
燃料ラインにピンホール穴も禁物!!!
特にプライマリーポンプの劣化によるひび割れやホース結合の差込部!!!

注意4  アクセルワイヤーの引きつれには要注意!!!!自分がフライトする位置、ライズアップする位置にアクセルをもって行っても異常な引きつれや緩みが起きない亊、キャブセッティング時にも十分留意する!さもないとテイクオフ時にアクセル全開にならずいくら走っても上がらない!もしくはライズアップ時に異常に高回転になって危険!どちらかと言えばアクセル全開になる方にセッティングすること!

注意5  これは起きないと思うけど・・アイシング現象:湿った寒い条件:みぞれが降りそうな湿度と気温の時にアクセルを開けた時、バタフライバルブが気化熱で冷やされて、可動部に氷が発生し、凍り付いてしまい全開のままになってしまう現象。車やバイク?のように厳しい条件でもエンジンを掛けるようなエンジンに起こりやすいが、モーターパラでも少し気にしておこう。あるインストラクタは春のしっかり雪のあるスキー場上空でアクセルが戻らない症状がでていた(トーラス130)がなんとか降りたら何の痕跡も無く元に戻ってしまった。これはアイシングが濃厚な原因と思われる?。(強制開閉式のキャブではまず起きないはず)

ワンポイントセッティング法

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L:1/8~3/8:1/4±1/8
H:3/4~1
アイドリング:2200~2300rpm
LO
・スムースにアクセルに
反応するように1/8開
・振動する場合閉
・途中アイドリング設定
HI
・最高回転確認
・閉で落ちる事を確認
・直ぐに開けて最高回転へ
・さらに開けて80~100rpm落とす
--------------------

フライカステルッチョ マッハ4の取り説
標準の気化
・エンジンを消してください、そして、チョークねじをいっぱい(過度の力を適用しないで)にねじってください、そして、次に、回転(1/4; LO最小限、および3/4; HI最大)と#の定員
Switch off the engine and twist the choke screw all the way (without
applying excessive force) then loosen by the prescribed number of turns
(1/4 the minimum, 3/4 the maximum)

・エンジンをつけてください、そして、エンジンが同じ速度においてより速く稼働する予定であるようにアイドラーねじを調整してください、そして、それに従って、調整してください。
Switch on the engine, adjust the idler screw so the engine is running at
the same speed or faster and adjust accordingly.

・そうするために、最大をターンしてください。(T) ゆっくり適切な方向にねじでとめて
ください; エンジンが試験台に取り付けられているか、または試行錯誤でエンジンが消されている状態で、この操作は試みられるだけであるべきです、プロペラの近接のため。
To do so, turn the max. screw (T) slowly in the appropriate direction; this
operation should only be attempted with the engine mounted on a test
stand or by trial and error with the engine switched off, due to the
proximity of the propeller.

・ ねじは1/2を与えるのが必要であるかもしれません; 定員より多少ターンしてください。
It may be necessary to give the screw a 1/2 turn more or less than the
prescribed number.

アイドリング調整
回転の最小の数は1500rpmです。 活動していなさが正しく調整されないと、エンジンは不規則に稼働するでしょう。
適応するには、大きくて、外部のねじをターンしてください。
スロットル・ケーブル- スロットル・ケーブルがいったん取り付けられると、張力をかける装置に影響することによって、キャブレターとスロットルレバーの間の無制限の活動を調整します。
- 最小限にスロットルレバーを設定します。
キャブレターシリンダが移動妨害がなく無料であり、ケーブル・シースが1mm未満の無制限の活動を持っているのをチェックしてください(さやを引くことによって、チェックしてください)。
必要なら、適応するために相対的なテンショナに影響してください。

参考HP
http://www.flaryman.com/tool/testbanner.htm

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3676/carb.htm

http://moto.sakoma.net/kaizou/kyabu.htm

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2010年1月17日 (日)

初飛び

100117_141701昨日はミッチーいや今度はサッチーと呼ばなけりゃ、の結婚式2次会。おめでとう!身近なウインド仲間の結婚ですが、ウインド仲間同士ばかりがくっつくわけでは無い所が健全と言うか、不思議と言うか縁と言うのは難しいもんだ。

しこたま飲んだので、いやいつのもごとく朝寝する。今日は変な夢を見た。以前にも同じような夢をみたのですが・・・スーパーリアルなんです

自分はリモートコントロールで自分の車をヘリから運転するんです

車は高速道路を走行し、周囲の車を抜いたり抜かれたりしながら、なんというか普通に。しかし、長いトンネルに入ったところでロスト!当たりまえでしょ。トンネルなんだからヘリから見えないっつの。慌てて若干左にハンドル切ってゆっくり停車しようするが、リモコンにはハザードスイッチが無い!あーなんてこった壁に擦っちまったかも・・・とか、あー後ろの車にぶつかって大事故になったんでは?

とか考えながら最寄りのインター横に着陸してトンネル出口を見てると作業道路から発煙筒を誰かに投げつけられる???そこにウインドサーフィンを積んだワゴン車が事故ってレッカー移動されてくる。???なんでや?

俺の車にぶつかった?乗員は何故か知り合いで、単独事故とのこと。・・・・・・・

どうやってヘリでトンネル入ろうか等と考える俺・・・・・・・・・・・すげー夢でした

そんな悪夢から目覚めてゆっくり飯、ショップでは先週に引き続きサーフィントリップなんだけど、超低温の朝。ウインドだったら気合いも入るが・・・天候良好、ウインドの風なし!とくれば初飛びが良いのではないでしょうか?先週は御前崎行ってひでくんの雄姿を見て、月曜は曇りで寒くて運命の偶然セッションだったし

そういえばチフユさん夕べは3次会まで来れずにベロンベロンだったらしい・・・

100117_141801サンドイッチをコンビニで買ってエリアに着くと、誰もいません?焚火の後から少し煙が上ってるけど?

引っ越し手伝いや体調不良、ユニット修理中など諸事情があって皆さん来れないみたいです

本日は1フライトを慎重に飛んで終了する事にする

到着時は無風だったのに、ライズアップ練習が終わるころには少し風は強めで吹き流しが真横の北風。途中の運河や用水路は昼過ぎなのに氷がはってるほど寒い!
エンジン掛けずにユニット背負ったまま立ち上げ確認してコントロール可能を確認してからフライトした。

エンジン調整時、なんと6830rpmまで回るようになっててびっくり!この寒さで相当空気密度が上がってるからだね。なんとかHiを15分も開けて6780rpmまで抑えるようにキャブ調整した。リーンになりすぎは焼きつきの原因だ。

バックで立ち上げて頭上でぴたりと停止させ、日差しが目に入って痛いところで反転アクセル全開!

100117_141901二三歩でテイクオフ!風が乱れてて今一上昇したりしなかったりするが順調に200mまで高度を取ってエリア北部を周遊すること30分。牛久観音さまを上から拝み、東京の高層ビル群を拝み、幕張のビル群を拝み本日のフライトを終了する事とする。

高度を下げて着陸態勢ってところで、散歩の人が進入路付近に近付いてきたため、やり直そうと高度を取を取るためアクセル  ON!???パスンパスンと以前ピッチの浅いペラで起きたのと同じ現象が再現してしまった

どうする?だましだましアクセルを開けてエリアを通過して360度ターン。まあなんとかなる感じ。大事を取ってエリアより先の田んぼに着陸。キャノピーを上げてエリアの適当なところに移動して終了

しかし、厄介な問題だ!なぜ?失火してる感じ電装系?キャブ?ガスが急に行かなくなる感じ?

さて地上でエンジン掛けると調子悪くない?????なぜなんですか???

配線をいじってみる、ガスの配管をまさぐってみる、どうも以前から気になっていたのはガスフィルターから先に泡が入る事。キャブからの漏れエア逆流?配管やポンプ、フィルターからのエアー吸い込み?

そうこうしてるまにフィルターとポンプ間の短い配管がぱっくりちぎれてしまった!

シリコンチューブが劣化していたらしい、ここからエアーも吸っていた可能性も大きい

よってタンクからキャブまで全配管を総入れ替えしてみると・・・・・小林さんが出現!

作業もまだだし調整も必要、小林さんのフライト終了まで付き合う事とする

しばらくしても配管にエアーが入らない事を確認しながら分解、撤収の準備

最後にペラを外した状況でフライホイールマスが無い状況でもエンジンがかかればばっちり!

で、かけてみたら・・・・・・・大変な事になってしまった!

負荷抵抗が無いエンジンは、パランパンパンとアクセル全閉のアイドリングポジションなのに4000rpmまで回ってる。不規則に回転が上下しているがまあそろそろOKかなぁ~って・・・・おーお~おおおおおお

狂った様に全開MAX回転へ・・・・・やばい!まずはプラグコードを引き抜いた・・・・・・ダメ!燃料配管を引き抜いた!!!!!ダメダメダメ!!????焼玉エンジンだぁ(ディーぜリング現象:圧縮だけで燃料が点火してしまう現象)。しかしMAXのままガスが無くなって薄くなって焼き付くのは必死!

ヤバいですヤバいですもうどうにも止められない?!すかさず最後の手段!

ファンネルつぶして吸気をストップ!あっさり停止した。良かったぁ骨抜きスポンジファンネルだからこそできる技だが・・・・・恐る恐る回転計のMAX回転数を見てみると、9300rpmを示していたのだ・・・・

しかし、焼きつかなかったのは助かった。ソロのエンジンは焼玉になると聞いた事はあったのだが、現実になるとは、おおおったまげたぁ

・・もしペラが付いてる時にこの現象が起こったならばどうするよ?負荷が無かったからだと思いたい。

分析するに、たしかに負荷が無いためにLoニードルでリーン状態に入り高回転状況になり、燃焼室は異常高温、無限ループ臨界点を超える高圧縮回転数にまで達した事が原因だと思うが、以前空中でペラが分解してしまった時にこの現象が起きる前にエンジンカットできて良かったと思える。

驚きの初飛び後の珍現象でした

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2009年11月29日 (日)

ペラが合わない

Sany0001土曜日は竜ヶ崎

11時ころ到着

カメちゃんスズキさんが先着してます

さて、本日は先日取り付けに失敗したエアクリーナーの取り付け

消音boxを外してファンネルに直に付けるのでパワーアップが望めるが騒音が気になる

キャブセッティングすると・・・100rpmは上昇して6600rpmまで回る

さっそくフライトしても絶好調!利根川上空まで散歩してくる

次に型どりもようやく終了し、ガラスコーティングが出来上がったラムエッティから購入の純正と同じと言われるペラに交換

HIを20分プラス7300rpmまで回るが、なんとなく回るけど推力が低い?ピッチがゆるいわけだな

とりあえずフライトしてみると・・・・テイクオフからいきなりパスンパスンとエンジン不調

慎重に旋回して着陸してキャブセッティング・・・15分戻してみるが同じ現象、プラグが白い

地上では問題無い感じなのに

リセット!

Sany0006 元のペラ(片岡改)に戻してみる、アイドリ ングも低く最高回転も700rpmは下がる・・ピッチがきついって事だ

フライトしても絶好調!なんら問題無い!

さて困った・・・型どりしたペラがピッチが足りないとなると

ん!・・・・型はFRPだから発砲ウレタンを流し込む時、型をひねっておけば良いではないか?

さすればけっこういろんなピッチが作れる?これは面白い事に気がついた・・・いけるかも?

後はラムエッティにも聞いてさらにキャブセッティングを変えてみるか?

ワルボロのキャブ燃料供給能力を超えているのかもしれない・・・・焼きつきには要注意だ

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2009年11月23日 (月)

飛べない

今日は無風!

龍ヶ崎エリアで飛ぼうと試みるも・・・・駄目です

風が無さすぎてキャノピーが真上に上がらない上げられない

だが、きっかけはやはりトリム全快!

無風ではやはりキャノピーを走らせてまずは頭上に上げなければ何も始まらないと言う事

後は、いかに走るか、推力が多ければ助走も少ないがしかし、エリアの端から端を上手く使う必要がある。林さんは自分と私のキャラバンの間をギリで抜けて離陸してたけど・・・・

超危ないっす

10月に買ったファンネル用エアークリーナー、口径が5mm小さいけどライコランドでセール中だし5千円ほどで購入したんだけど・・・・取り付けられなかったよ

もったいない話です・・・・・なんとか工夫してやる!

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2009年11月 1日 (日)

ソロ210エンジンマニーホールド交換

樹脂性のマニーホールド交換

純正のものは黒、シモニーニのは赤ですが、ねじを締めこむとザクツしてしまってマニーホールドじたいが変形してしまう

Sany0054Sany0062 Sany0063 でも、このおかげでオーバーフローのガスがそこから漏れてラインにガスが回ったことが判断可能なのがよくできてる?怪我の功名か?

そこで今回のマニーホールドはいろいろ工夫した

まずはねじ穴を7.8mmに広げてカラーを押しこんで6mmに戻してザクツを防ぐ。さらにシートガスケットを切って作成し、わざと隙間を作ってオーバーフローを流すラインを作る。のどちんこのように飛び出した樹脂の突起もはんだごてで溶かして削除(樹脂は粘りがあってやすりでは削れないし固くて刃物でも切りにくい)

Sany0057Sany0060れで完璧ではないだろうか?カラーやシートガスケットはライコランドで購入

何でもそろうので助かるし10月はセール中だったのですべて10%OFF

動作確認:オーバーフローは十分ドレインされた。ここからの吸気音なのか?少し高音のノイズが出る感じ。

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